足底と甲の痛みをコアライン的に診る。

足首痛1

足底と甲の痛みを逆手に取って、パフォーマンスアップを図ろう!


plantar_region1左図青丸に生じる痛みは、凹足(ハイ・アーチ)で、指の付け根に動きの支点を置く事の多いアスリートに生じやすい。皮下にある滑液包や組織が炎症を起こしたり、神経を刺激してシビレを生じたりします。
オレンジ丸では、足底筋の筋膜炎や挫傷(肉離れ)・外脛骨(内くるぶしの少し遠位の骨が飛び出てくる)・オーソティクス(中敷き)に強く接触したりして生じます。

赤丸に生じる痛みは、骨棘(足底筋付着部に棘ができる)が多いが、アーチが崩れることによっても生じます。

緑丸に生じる痛みで上部の場合は、シューズが擦れて生じる・ふくらはぎの筋疲労・アキレス腱炎の前段階などがあり、下部では、踵の脂肪層の挫傷や、アーチが崩れることにより、接地点が変わることで生じたりします。

足の甲に生じる痛みは、アーチの崩れによる関節炎・中足骨の疲労骨折・シューズの擦れ・打撲などがあります。

 

すべてに共通しているのは、足裏のアーチが高い、低いではなく、体軸(コアライン)の問題です。

趾骨、中足骨、足根骨、踵骨、距骨、脛骨、大腿骨、腸骨、仙骨、脊柱のラインが狂ってしまっているのです。

このラインの狂いは、左右や前後に曲がっているのではなく、「らせん」の動きの狂いです。この狂いがどこから発生しているのか、まずはそこを見つけることが根本治療になってくるのです。

たとえば、上の青い丸部分に出る痛みを、チョット考察してみましょう。

テニスかバレーボールを参考にします。

相手からのボールを待っているとき、踵を上げる方が多いですが、これが要因と仮定します。この時の踵のあげ方が問題で、結果として上がってしまうのか、自分で上げているのか。です。

解りづらいですか?

本来、ボールを待っている時は、どんなボールが来てもできるだけ素早く動くことが必要です。素早く動けるということは「不安定」な状態にいる。ということなのです。

実際にやってみましょう!!

カタチとしては、かかとを上げず腰を落とし、全体重心を前方に移すと、、、かかとが浮きませんか?

たぶん、一生懸命足の指で床を掴むように頑張っていると思います。カラダは不安定な感じで下半身が頑張ってるなってかんじませんか?これがスグに反応できるポジションです。

実際にやって頂いた方はわかると思うのですが、足関節が決まっていた(キツイ)感じがしませんでしたか?この足関節の状態が、距骨と脛骨の軸「コアライン」が繋がっている状態です。

先ほど足の指で床を掴むような、と云いました。このカタチがアーチ構造です。趾の付け根の横アーチ、土踏まずの縦アーチがそれぞれ、足の指、中足骨、足根骨そして踵骨の上に距骨、脛骨と爪先から軸「コアライン」が繋がりました。

このように、踵を自分で上げてしまう場合は横アーチは完全に崩れます。そのため、この部位に痛みが出てくるのです。ちなみに、外反母趾や足先にしびれが出るモートン神経腫、種子骨炎など色々あります。

痛みの場所に原因はありますか?

ないですよね。この様なケースの場合で、自分で出来ることは足底筋の強化とポジショニングです。

さらに脛骨から上、膝関節、大腿骨、股関節、、、、、と診ないといけません。がここでは割愛します。

あれ、腓骨が入っていないですね。軸構造的には腓骨は重要視しません。腓骨は骨ではありますが、支えるというよりも引張に対応した部位なのです。前脛骨筋の圧力に耐える、大事な骨です。